日本酒にあう酒の肴と言えば

ワインではマリアージュという言葉がありますが、ワインと一緒に食すものとの奏でるハーモニー、食べ合わせを大切にします。一般的にそのワインのできた土地の食材や料理があうとされています。日本酒もその日本酒ができた土地の食材や料理にとてもよくあいます。日本酒にあう酒の肴と、その都道府県のお酒をご紹介します。

ホタルイカ沖漬け

富山の春の味「ホタルイカ」。つるっとした食感と味噌の味を一度に堪能できるのがホタルイカの刺身ですが、現地でないとなかなか食べられません。そのホタルイカの刺身にもまけない沖漬け。甘めなの、しょっぱめなのと漬け汁によって味がかわります。お好きな味をさがしてください。

このわた

日本三大珍味の一つと言われる「このわた」は、海鼠(なまこ)の腸を使った塩辛のことです。 能登半島や三河(愛知)が昔から産地として有名です。このわたは良品ほどながいのでキッチンばさみなどで切ってから食べると食べやすいです。切ったこのわたにウズラの卵であえてだすこともあります。少量のこのわたに熱燗をそそげば「このわた酒」に。格別です。

莫久来(ばくらい)

たまに居酒屋さんのメニューに載っている莫久来(ばくらい)。なんだろうと思われている方も多いのでは。莫久来は、「ホヤ」と「このわた」を使って作られる塩辛のことで、岐阜県にある(株)ヤマ食という会社が作った高級珍味です。 日本酒にぜひおすすめのです。

ふぐの子糠漬け

本来、猛毒で食べることのできないふぐの卵巣を数年間塩漬けや糠漬けにします。 なぜか毒が抜けてたべられるようになるのです。これは未だに解明がされていないとのこと。石川県のみで製造が許可がされている珍味中の珍味です。 薄くスライスしてそのままたべたり、軽く炙ってちびちび食べたり。お茶漬けにしても絶品です。

ニシンの切り込み

ニシンの切り込みとは生のニシン(鰊)を細かく刻んで発酵させて作る北海道や東北地方の郷土料理です。 発酵食品は日本酒に本当によくあいます。ニシンのほかに鮭の切り込みもあります。

ウナギ白焼き

鰻の食べ方の中でも白焼きは日本酒にあう食べ方ではないでしょうか。 わさび醤油や塩で食べる白焼きはうなぎの良し悪しがはっきりわかる調理方法といえるでしょう。 脂がのって冬の時期が実は一番美味しくなる鰻。熱燗と一緒にぜひどうぞ。

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