三重の「いいとこ」ぜんぶ日本橋へ。 三重テラスは20年に一度の大祭「伊勢神宮 式年遷宮」の年、2013年9月28日に日本橋にオープンしました。 皆が集まるテラスに、そして三重にスポットをあてる(照らす)お店に・・・そんな願いをこめてオープンしました。 かつて日本橋はお伊勢参りの出発点でした。そして今、三重県への旅の入り口は三重テラスからはじまります。(取材日13.12.10)
日本橋という場所柄、OLさんやデパートに買い物にこられた女性などが多いですが、ビジネスマンの姿も数多く見受けられます。お酒とそのお酒に合うおつまみを探しに来るのはもちろんですが、実は会社訪問の際、手土産にすると喜ばれそうなセンスのよいお菓子やグッズが手にはいるからです。
2023年9月に三重テラスはリニューアルしました。 画像などはリニューアル前のものです。(取材日 13.12.10)
■1階 ショップ レストラン
・ショップ 営業時間 10:00 – 20:00
・レストラン 11:00 – 23:00
(ラストオーダー 食事 22:00・ドリンク 22:30)
03-5542-1030
■2階 イベントスペース 観光案内
・イベントスペース
・観光案内 10:00 – 20:00
尾鷲ひのきをふんだんに使った店内。1歩はいると伊勢神宮をイメージした格子天井が目をひきます。萬古焼や伊賀焼のタイルが壁を彩り、組子の照明が優しい光を放つ・・・ 三重県の伝統工芸であふれた店内はけっして古い感覚ではなく、むしろ洗練された品格のあるおもむきです。
商品はといいますと・・・ 南北に長い三重県は海の幸、山の幸が豊富です。また伊勢木綿や萬古焼をはじめとする工芸品にも優れたものが沢山あります。そんな三重の「食」「歴史」「伝統」「文化」を伝える魅力的な商品約1000点余りが用意されています。
テレビや雑誌でも数多く紹介された式年遷宮。式年遷宮とは、正殿を新たに建て御神体を遷すことで、伊勢神宮では20年に一度おこなわれています。この大祭が行われる年、式年遷宮を記念する商品が多数誕生しました。伊勢海老パイはパティシエ辻口博啓氏と三重県のコラボでこの式年遷宮にあわせて作られたお菓子です。紅地に大きな伊勢海老が描かれた箱は、いかにも縁起が良さそうで、贈答用に人気です。
売れ筋1位は伊勢うどん
売れ筋1位は「伊勢うどん」。もっちりとした食感と甘辛いタレ。一度食べるとくせになるお味。都内では手軽に買えないこの味を求めてお客様がやってきます。
2位は「笹井屋のなが餅」。なが餅は450年の昔から続く餅菓子。餅で餡を包み、薄く細長くのばして火で炙ったお菓子。 上品な甘さで何個でも食べられそうな軽いお餅です。
こちらも2位は鳥羽市で20年愛されているブランカさんの「ロンド・カシュカシュ」。大きいのに158円というお手頃価格と、カシューナッツがたっぷりでまた食べたくなる味、リピーターが多いお菓子です。
おせち料理と一緒にすき焼きを食べるという松阪人。「朝日屋さん前の行列」は年末の風物詩になっているそうです。そんな”行列のできるお店”朝日屋さんのローストビーフが、ここ三重テラスで手に入ります。
ドラマにもなった高校生レストランのモデル「県立相可高校」とのコラボ商品も並びます。
あのあずきバーで有名な井村屋さんも三重県の企業です。
海の幸、山の幸が豊富な三重県。冷蔵庫には三重の地鶏やめずらしい雉肉、手こね寿司の具なども並びます。
伊賀焼、桑名盆、桑名鋳物、尾鷲わっぱ、伊勢春慶。三重県にとどまらず、日本を代表する工芸品です。
工芸品の中で1番人気。落ち着いた色あいとかたちの萬古焼のマグカップ。
伊勢木綿は使えば使うほど手触りが柔らかくなり、使い心地がよくなります。MIKURIYAは三重テラスオリジナルブランド。
伊勢の地で廃ビンだけを使ってグラスを制作しているでく工房。 伊勢の地サイダー”エスサイダー”の廃ビンも使われています。
手に柔らかいヒノキのパズルも三重テラスオリジナルです。
色のついた墨が最近話題となった鈴鹿墨。発祥は延歴年間とも言われています。
国産土鍋のトップブランド銀峯陶器のBLISSIO(ブリシオ)。気密性が高く、無水調理もができる萬古焼(ばんこやき)の鍋。
世界的にも有名な伊勢志摩の真珠。身につける伊勢として、神聖な空気にそっと触れるように、神宮の常緑の葉、榊(さかき)と神様から授かった稲穂をモチーフにデザインされました。三重テラスオリジナル商品です。
コンセプトは伊勢神宮の神饌(しんせん)を調進する場所の名前である「御厨(みくりや)」。 三重全域の採れたての旬の食材を、三重の歴史ある豊かな風土ごと提案いたします。
ショップ同様、伊勢木綿や組子モチーフなど伝統工芸をふんだんに使った店内。国内外で活躍する三重県四日市市在住の陶芸家 内田鋼一氏の器や伊賀焼、萬古焼の器で楽しむ三重の味。数々の名店で修行をされた佐藤真一シェフが三重の食材をより美味しく伝えてくれています。14時半からのカフェタイムではスイーツの他に伊勢うどんも楽しめます。
三重県から委託されて「三重テラス」を運営している株式会社アクアプランネットは 三重県松阪市を本社とし、東京や大阪などに20店舗のレストランを展開しています。
伊勢形紙の行灯が並ぶ2階イベントスペース。三重の魅力を伝えるイベントがほぼ毎日行われています。熊野古道世界遺産登録10周年にあたる2014年は熊野古道関連イベントもいろいろとりおこなわれる予定です。事前申込が必要なものもありますので、ご興味のある方は、ぜひ三重テラスさんのホームページをチェックしてみてください。