都内のオフィス街に位置するため平日のお昼どきや仕事終わりの夕方は逸品を求めてOLさんやサラリーマンなどで混み合うほどの人気店。場所柄築地市場にも近いのですが、青森からの新鮮な産直品を求めてこちらのお店に通う近隣住民の方も多いとか。
(取材日 09/09/10)
ネットショップもあります 青森県特産品センターネットショップ
日比谷線八丁堀(A3番出口)、浅草線宝町(A1番出口)、有楽町線新富町(3番出口)の三つの駅に囲まれた中心にお店がありアクセスも便利です。
お店入口には入荷情報が掲げられており、お買い物時の参考となるので一読することをおすすめします。青森の産直野菜や鮮魚・加工品など旬な情報がいっぱいです。
この日入荷したばかりの岩木山の麓にある嶽高原で栽培されるトウモロコシ「嶽きみ」。青森では地元はもとより近県からもこの極上トウモロコシを求めて嶽高原まで来るのだそうです。写真右は加工品の「嶽きみのコーンスープ」こちらも極上なお味です。
「清水森ナンバ」弘前在来トウガラシとしてその由来は400年前にさかのぼるといわれている幻の唐辛子(ナンバとは津軽弁でとうがらしのこと)。ご覧の通り大ぶりで大長型。通常の鷹の爪に比して糖分があり栄養価も高いのだそうです。左上は入荷したばかりの生鮮青トウガラシで都内での販売はココだけとのこと。加工品として一味唐辛子があり料理のアクセントとして重宝しそうな逸品です。
「十三湖の活しじみ」。十三湖は、日本海の海水と、津軽平野を縦断する岩木川の淡水が混合した汽水湖でここに生息する大和蜆は栄養価も高いとのこと。「これはまだ小ぶりなほうで時期によってはもう少し大ぶりなものも入荷します」(店長)
青森の郷土料理「いちご煮」「けの汁」。「いちご煮」(写真左)はウニとアワビの潮汁で八戸の郷土料理として有名ですが今や青森を代表する郷土料理として知られています。「けの汁」(写真右上下)は小正月を祝う料理の一つとして津軽地方に伝わる山菜・野菜を細かく切ってたくさん入れた汁です。「け」とは「粥(かゆ)」を意味すると言われています。
「縄かりん糖」(写真左)。「味噌パン」(写真右)。青森地元の手作りお菓子類も豊富。
「むきたら」(写真左)。地元青森の人たちはこの干したらに溶き卵をつけて食べるとか。個人的には津軽地酒「豊盃 ん」(写真右)で頂きたいところ。