八ツ山跨線線路橋　壁紙歳時記[たくさんとくさん]

八ツ山跨線線路橋

　京浜急行線北品川駅と品川駅の間にある八ツ山跨線線路橋（以下、八ツ山橋梁）は、京浜急行線が東海道新幹線や東海道線、山手線などをまたぐためにかけらている橋です。品川駅を出た京浜急行は、ゆっくりとしたスピードでこの橋の手前でカーブし、橋を渡ることでＪＲ線をまたいでから右に大きくカーブし、２つの踏切を越えて北品川駅へと向かいます。このゆっくりとした一連の流れは何度見ていても飽きません。
　実はこの八ツ山橋梁、１９５４年にはゴジラにより破壊され、シン・ゴジラでもゴジラと重なってアップで登場します。八ツ山橋梁の歴史は古く、初代の八ツ山橋梁は１８７２年（明治５年）に完成し、現在のものは１９８５年に架けられた４代目のものです。そして、この４代目八ツ山橋梁とその周りの風景が今急速に変わりつつあります。品川駅周辺再開発や立体交差事業の工事が進められており、八ツ山橋梁も数年以内に架け替えられ品川駅や北品川駅周辺も大きく変貌しそうです。

• 撮影場所：　東京都品川区　八つ山橋※
• 使用カメラ：　Fujifilm X-S10
• 使用レンズ：　XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR（ → このレンズの価格を調べる）
• 使用ソフト：　Lightroom Classic(13.1)、Photoshop(25.4.0)

※八ツ山跨線線路橋は品川区と港区の区境に位置しています。八ツ山跨線線路橋自体がどちらの区に属しているのか正式にはわかりませんでした。ネット上のいくつかの地図で確認し港区側と勝手に判断致しました。もしかしたら間違っているかもしれません。ただこの写真を撮影した場所は八ツ山跨線線路橋と並んで架かっている八ツ山橋上です。おそらく品川区側に入っていると思われます。