日本橋に移転のため閉店
都内のスーパーマーケット(イトーヨーカドー葛西店)内にある福島県のアンテナショップ。
福島県各地の生産者から取り寄せた、こだわりの生鮮食品や加工食品などを買い求めることができます。
価格はもちろんのこと食の安心・安全にも厳しい目を持つ主婦層を中心に、こだわりの県産品をもとめて地元はもとより遠方からも買い物客が訪れるほどの人気店。
(取材日10/01/29)価格は取材時ものです。
●東京メトロ東西線「葛西駅」からバス8分(無料お買物バス 午前10時より運行)
●都営バス葛西臨海公園前行き又はコーシャハイム南葛西行きで「東葛西9丁目」下車
地下鉄東西線の葛西駅を下車してバスに乗ってイトーヨーカドー葛西店を目指します。
駅前のマクドナルド前よりイトーヨーカドー葛西店行きの「無料お買い物バス」(写真左)
が直行運行されているのでこちらを利用するか、
都営バス「葛西臨海公園」「コーシャスハイム南葛西」行き(写真右)のバスを利用し、
“東葛西9丁目”で下車する方法があります。
バスが到着し早速お店へGOです。
ご覧の通り店内は1,000品目を数えるこだわりの福島県産品で溢れておりました。
いずれの品も目利きの店長のおめがねにかなった
新鮮・安心の厳選品ばかりということで商品には絶対の自信が伺えました。
また店頭では試食はもちろん企画イベントなども頻繁に行われており、
いつ来ても楽しめる配慮がされています。
“市場”と銘打つだけあって、その時季折々に県内各地で収穫される
生鮮品の取扱いが充実しているのもお店の特徴のひとつかもしれません。
「デラックス苺」JAすかがわ岩瀬 ¥750。
こちらは“ふくはる香”という福島県が誇るいちごの品種ブランドでご覧の通りの大玉でデラックス!
実際に試食した印象は甘みと酸味のバランスがよく上品ないちごといった印象です。
「いちごと言えば隣県の栃木県産などが一般的には名が知られているかもしれませんが、
福島のいちごも実は台湾や香港など海外にも輸出されていたり、
品質的には決して見劣りしないという自信があるんですよ。」(店長)
「株取りなめこ」(有)加茂農産 ¥250(写真左)。
思わず「でかっ!」と叫んでしまいそうになりました。
石突きのついた株ごと収穫してあります。
味噌汁はもちろん天ぷらにしても歯ごたえがあり美味しそうです。
「若桃の甘露煮」あぶくま食品(株)¥800(写真右)。
福島といえば桃の産地として有名ですが、
5月から6月の早摘みの若桃の実を甘露煮とした加工品です。
「凍み大根(しみだいこん)」鮫川村農産物加工 ¥260(写真左)。
寒暖の差が激しい福島では厳冬期に作られる乾燥保存食が伝統的に根付いています。
「葛尾の凍みもち」(有)ふるさとのおふくろフーズ ¥648(小)/¥1200(大)(写真右)。
葛尾村産のもち米・うるち米と福島県産の山ごぼうの葉・ヨモギを使って作られています。
「あんぽ柿」村上有機農園 ¥498(写真左)。
伊達郡国見町のこだわり農園の蜂屋柿を使った伝統のあんぽ柿。
「若干色が黒ずんでいるのは天日干しによる自然製法だからです。安心して下さいね。」(店長)
「福島産 乾燥きくらげ」(株)フーズネット ¥500(写真右)。
「国産のきくらげは希少なものですがお店では生きくらげも扱ってますよ」(店長)
“豆で達者な村づくり”として知られる鮫川村の大豆“ふくいぶき”を使ったこだわりの大豆製品。
「おからサラダ」鮫川村農産物加工 1パック ¥210 (写真左)。
※おからサラダの写真は試食用の写真ですが
実際は小分けパックで販売しています。
「こだわり豆乳」鮫川村農産物加工 500㏄ ¥210 (写真右)。
「多珂うどん」(有)高ライスセンター ¥140 (写真左)。
福島県南相馬産特別栽培小麦“きぬあずま”を100%使ったこだわりうどん。
「鯉くんせい」(有)廣瀬養鯉場 ¥945 (写真右)。
鯉の養殖が盛んな福島県。なかでも郡山はその代表格といえます。
郡山で鯉の養殖が発達したきっかけは明治期に“安積疎水”と呼ばれる
猪苗代湖から引いた灌漑用水が作られてからといわれているようです。