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第18回 梅干しを漬けてみました 後編  <前編
6月27日
近所のスーパーで赤紫蘇が売っていたので買ってきました。分量は梅1kgに対して紫蘇1束です。紫蘇は葉だけを使います。葉柄や小さい葉や取り除いて、水でよく洗います。こんなにいっぱいです。
水をよく切ったほうがいいので、サラダ用の水切り器を使いました。きれいな布の袋に入れてぶんぶん振って水を切るのもいいそうです。だいたい1束で200gぐらいになります。重さを量っておきましょう。
塩は紫蘇の20%使います。まず、1/3の量の塩でよくもみます。だんだんアクが出てきます。紫色のあわがアクです。
アクをよく絞っていったん別の器に取ります。こんなに小さくなりました。残りの塩の半分で紫蘇をもみます。アクが出るまでよくもみます。1回目と同じようによく絞ります。もう1回残った塩でよくもんで、絞ります。全部で三回塩もみしました。
よく絞った紫蘇に、梅から上がった梅酢を加えてほぐします。梅酢できれいな赤色になります。
梅の上に紫蘇をのせます。
重石は梅と同じくらいの重さにします。
梅雨明けまで、じっと待ちます。
7月20日

今年は、夏休み初日に梅雨明け!
早速、梅を干しましょう!! 土用のうちに干すのが良いようです。陽が高いからでしょうか。ざるに梅を並べていきます。半日ぐらいしたら裏返して全体に良く日に当てます。表面が白っぽく塩を吹いてきます。紫蘇も搾って一緒にざるに並べて干します。梅酢も樽ごと日に当ててやります。夜になったら、梅は梅酢に戻してやります。翌日同じことを繰り返します。三日目は夜もそのまま外に出しておくのが本当なんですが、雨が降りそうだったので、お家に入れてしまいました。梅は最後に梅酢に浸してから、保存用の容器に入れます。紫蘇はからからに乾いたら、ミキサーで粉にします。梅酢は、浅漬けに入れて風味付けにしたり、新生姜を漬けて紅生姜にしたりします。
 
一年に一回しか出来ないから、うまくいかなかったところのフィードバックがなかなか出来なくて(要するに翌年忘れているということです)、ちっとも上手にならないんです。サイトをごらんの方でいろいろな秘訣をご存知の方はぜひ教えてください。
お待ちしています。

完  担当:Holly 02.07.30