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 第34回 岩カキ 取り寄せてみました
今回は新潟県 割烹 魚金さんの岩カキです。スーパーでパックに入ったカキしか食べたことのないかわいそうな★たくさんとくさん★特派員が岩カキを注文。うまく、殻が開けられるのでしょうか。
待ちに待った岩カキが到着しました
殻付きのカキを見たことのない息子は歓喜の舞を踊っていました。でも、海でこれを見たらただの岩と間違えそうなくらいゴツゴツとしていました。苔まで付いてるし・・・。2kgで2790円の笹川産岩牡蠣、大きいカキが10個も入っていました。小さいのが数あるよりうれしい。(ちなみに最近東京の居酒屋さんでも岩牡蠣を見かけるそうですが、お皿に1個乗って850円取られたと某特派員がいっておりました。)
問題は殻開けです
果たして、無事にカキと対面ができるのでしょうか。不安を抱えながら、中に入っていた説明書の通りに平らな面を上にして、隙間にナイフを突き刺す。ちなみに洋食ナイフ(ステーキなどを食べるとき使うやつ)を利用しました。何となくここかなと思うところにナイフを差し込むと殻がボロボロとれる。手・手が痛い。軍手を用意していなかった。でも、食い意地に勝る私はひたすらナイフを動かしていた。説明書によると左に浅めに(身がぐちゃぐちゃになるから)ナイフを動かしていくといいようですが・・・。カキも食べられないように最後の抵抗をみせております。
やっと開きました
急にフッと殻の押さえつけが楽になって中から水が出てきました。どうやら貝柱をうまくきれたみたいです。食い意地の勝利。上の殻を取ると大きな身がでてきました。そのまま口に入れようとする息子を押さえつけ、身を冷水で洗い殻と一緒にお皿に盛りました。次からは、1つ開けると何となくコツがつかめたようで楽に開けることができました。殻の左側にカキの弱点があるようです。
実食
我が家は、二杯酢とレモン汁を用意。よくテレビで見るような殻からすする食べ方を初めてした私と息子は一言もしゃべらずに黙々と食べ続けました。
殻を開ける時間との差が悲しい・・・。でもパックのカキとは比べられない位、濃厚なカキに大満足。
食べ比べてみました。
笹川流れ産岩カキの方が少し小ぶりでしょうか。
たしかにお値段が違いますから、当たり前といえば当たり前ですが・・・。ちなみに左側が笹川流れ産、右側が親知らず産です。親知らず産岩カキの方が私は少し濃厚に感じられましたが、息子は笹川流れの方が好みだと言っていました。どちらも甲乙付けられない美味しいカキでした。
やっぱり小振りな物より大きな方が口に入れた時にカキの風味が感じられて美味しかったです。
手の痛みに耐えて頑張って殻を開けた甲斐がありました。とても美味しかった~。冬に食べるお鍋やカキフライもいいけれどやっぱり生カキが好きです。来年は軍手を用意して注文しようと思います。ご馳走様でした。
親知らず産岩カキ  1個 350円
笹川流れ産岩カキ 1包み2キロ2790円
商品のお問い合わせは
割烹 魚金
新潟県南蒲原郡 栄町福島乙399

(04.08.03)ogiboo