カネジョウ 生桜えび「駿桜」/いわし削り節 特産品列島

特産品情報サイト
特産品情報サイトたくさんとくさん

たくさんとくさんプレゼンツ カネジョウ

希少食材の魅力を追及する加工手法で
華麗に変身させる水産業界の魔術師

駿河湾でしか漁ができない桜えびは希少性の高い食材。腕利きの地元加工業者であるカネジョウ(静岡市清水区)では小さな生桜えびをマイナス196℃で一匹ずつ瞬間冷凍させる独自の技術でそのうまみを逃さず、飲食店や一般消費者に販売している。それが近年、不漁続きでその価格も仕入れ値とともに高まってしまっていた。

 同社の望月英幸専務も頭を悩ませた。このままではお客様に桜えびをお届けできない。しかし、こ ういう時こそ加工業者の腕の見せ所と加工食品の開発にも力を入れ始めた。

 その希少性の高い桜えびをより多くの人々に味わってもらいたいと思い考え出したもののひとつが、桜えびのスープだ。食材特性を生かした芳醇な香りとコクのある味わいが評判となっている。

 また、同社では桜えび以外にもその加工力を活かした逸品を販売している。それが「いわしの削り節」だ。削り節というと鰹節を連想する人が多いだろうが、巷で「いわしの削り節」がじわじわと人気を集めている。鰹節はそのまま食べても物足りなさを感じるが、いわしは味がしっかりとのっていて旨味が強いのだ。しかも同社では原料から厳選し、さらに薄くふわりと削ることで臭みがなく、口に入れた瞬間に溶ける感覚が味わえる商品に仕上げているのだ。
「もともと弊社は一般向けの販売を大きくは展開していませんでした。購入していただくのはこだわりの強い常連さんばかり。味が落ちたり、商品が劣化すればすぐに離れていってしまいます。」

 一部の通だけが食していた「いわしの削り節」も最近では富士宮やきそばにかかっていることなどから認知度が上がり、一般家庭にも浸透してきた。ご飯に合う逸品としてブレイク寸前なのだ。

【逸品DATA】

「駿桜(しゅんおう)」生桜えび
-196℃のパワ ーで瞬間凍結された生桜えびは、解凍しても水っぽくならない。 そのため、水と一緒に旨味が逃げず、鮮度も良く身がぷりぷりだ。 年間を通してお刺身でも食べることができる。

「いわし削り節」
ふんわりとした食感と凝縮された旨味とコクが 特徴。出汁用としてはもちろん、いわし特有の臭みがないため、 ご飯のお供にも最適。カルシウムが100g中なんと2,200mgも含 まれている。

【店舗の詳細はこちらから】  静岡県 株式会社カネジョウ

ビジネスチャンス誌2010年1月号に掲載されました

  • ※商品情報、店舗情報は掲載時のものです。現在の価格ほか、最新の情報は必ず各店舗サイトでお確かめ下さい。
  • ※商品の購入は、お客様ご自身と各店舗との間の取引となります。当サイトはここに紹介する店舗との間の取引に一切関与致しません。また、当該取引により発生したトラブル等についても一切関与致しませんので何卒ご了承下さい。
人気ランキング特産品ランキング
メルマガ読者プレゼント