CONCEPT尾道柿園とは
ここはかつて、江戸時代初めより日本有数の〝柿の里〟として栄えた場所。
ここ御調町・菅野地区には、数多くの柿の木がそびえ立ちます。
干し柿の天敵である霧の影響を受けない標高300mの山頂にあり、一日中、日当たりは良く、風が突き抜け、昼夜の寒暖差が大きい。そんな理想的な干し柿づくりの風土条件のもと、とりわけ正月の鏡餅などに縁起物として供える飾り物「串柿づくり」が行われ、全国で大いに珍重されてきました。そんな串柿のニーズも年々減り、柿農家も減少していく一方…。
そこで集まったのが、幼少期にこの土地で暮らしていたかつての少年たち。活気あふれた故郷の風景を取り戻すために、この地にUターンし、〝柿の里〟を再生しました。