もうすぐゴールデンウィーク。特産品を食べに行ったり、イベントにでかけたり・・・旅行先のお天気が気になる方も多いのではないでしょうか。 この季節、爽やかに晴れ渡るのは嬉しいのですが、お日様さんさんで気をつけたいのが紫外線。
かつては夏に日焼けすると冬に風邪をひかない・・・などと言いましたが今ではまるで逆、 日焼けによって免疫機能が落ちるので風邪を引きやすくなるとか。お肌を心配する女性だけでなく男性も紫外線対策をしたほうがよいようです。
曇りや雨などの天気でももちろん変りますが、同じ条件なら紫外線が一番多いのは太陽の高度が一番高くなる正午、お昼です。 1年の中では夏至前後が最大だそうです。
気象庁では紫外線の予測分布図というものを発表しています。 毎日正午の紫外線をUVインデックス(UV指数)によって色分けした予測図です。
1~2 | 弱い | 安心して戸外で過ごせます |
3~5 | 中程度 | |
6~7 | 強い | 日中はできるだけ日陰を利用しましょう。できるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しましょう。 |
8~10 | 非常に強い | 日中の外出はできるだけ控えましょう。必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しましょう。 |
11+ | 極端に強い |
5月以降、関東地方でもUVインデックスが8を超える日が増えてきます。
日焼け止めをみるとSPFやPA++などと書いてあります。 SPFはSun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略です。紫外線を浴びた時に肌が 赤くなりますが、それを防御する指数になります。
SPF1で20分、これは何もつけないと20分で焼けますよということだそうです。最近よく見かけるSPF50+は 20分x50=1000分 で16時間40分。ほぼ1日もつ計算になります。
以前テレビでやっていましたが、日焼け止めの塗り方としてはしっかりと量を塗らないとだめなようです。 SPF値がすくなくてもこまめに汗をふいて塗り直すことが大切です。
SPFは短時間で肌が赤くなるサンバーン(UV-B)を防ぐ指数ですが、PAはサンタン(UV-A)を防ぐ数値と言われています。
UV-Aは波長が長い紫外線で肌の奥の真皮にジワジワとダメージを与え、ゆくゆくはシワやたるみの原因になると言われています。
PA+、PA++、などありますが+が多いほど防ぐ効果が高いです。 曇りの日は肌がそんなに赤くなりませんがUV-Aはしっかり届いています。後々のためにも曇りの日も紫外線対策を。
日焼け止めのように日傘でも紫外線カット○%や遮熱率をうたった日傘が登場しています。 日傘は直接日差しを受けないので、ずいぶんと涼しく感じます。熱中症対策としても有効です。 ただし、紫外線カットでも照り返しは防げませんのでご注意を。
お子さんと遊んだり、自転車に乗ったりするときには帽子が便利。人気の大きなつばの帽子もUVカットならさらに安心です。
気をつけたいのが年齢がでると言われる手。日傘をもってもそこだけ日があたることも。日焼け止めクリームは もちろんのこと紫外線カットの手袋も効果があります。洋服の袖と手袋の境目などダンダン日焼けにならないように注意です。